じゃじゃぁ〜ん。皆さんこんにちは。6月25日(土)〜26日(日)に行われた、JJSF全日本選手権シリーズ第2戦銚子大会レースレポートをお伝えします。今大会は、千葉県銚子市の銚子マリーナに隣接する砂浜で行われました。この会場は、何年も前から大会会場として、利用させて頂いていますが、周りの風景が、チョット様変わり・・・ ゲレンデすぐ後ろに、『千葉科学大学』がこの4月から開校されていました。海を一望できる、茶色いレンガ調の大きな建物。それは大学だったんですねぇ。科学大学って、何の勉強するんだろう・・・? 理系に滅法弱いニッシーは、そんな事を考えながら、会場入りしたわけです。もう一つ、銚子市の特徴があるんですが、なんと、日本一早く『初日の出』が拝める!土地なんだそうです! って、ことは最東端ってこと? とにかく、初日の出を一番乗りに見たい方! 是非、銚子に足を運んでください!
そんなこんなで、早くも第2戦(実質3戦目ですが・・・)を迎えたわけですが、なんとまぁ、1ヶ月ってのは早いもんですねぇ。ついこの前、レポート仕上げたばっかりなのに・・・
カメラぶら下げ、ウロウロする事3戦目。どうやら、このレポート、結構評判いいらしく!? 『見たよ〜』と、声を掛けてくれる方も増えてきました。(そりゃぁ、頑張ってますから!) なので、手を振ってくれたり、自らアピールしてくれたり、一段と撮影しやすくなりました。そして、結構、過激な質問(一応、同クラスの選手なので、答えにくいかなぁと、思うんですけど)にも、笑顔で応えてくれて、ホントにうれしいですね。選手・サポートの皆さん。これからも、ご協力お願いします。
まずはクラス別レースレポート!
《プロナンナバウト1200SLTD》
前回、優勝しランキングトップになった、#6長島選手(DO SPEED
FACTORY RACING)と、それをわずか2.5ポイント差で追う、#1砂盃選手(HTN) の首位攻防戦に注目が集まる中、十数ポイント差を追う、3位以下の選手も目が離せません。ヒート1で、飛び出したのは、#7野田龍造選手(West Palm
Racing)でした。それを追う、#1砂盃選手。二人の間は、徐々に縮まっているようにも見えましたが、そのままチェッカーでした。無理して、1位を狙わない・・・そんな印象を受けたニッシーでしたが、今回もまた、砂盃選手の作戦だったのでしょうか・・・ 3位には#3渡辺裕治選手(Red
Fox Racing)が入りました。迎えたヒート2。スタート合図と同時に全艇一斉に飛び出したかのように見えましたが、なんと、レッドフラッグ(レースやり直し)。何が? そうです、なんと#1砂盃選手がフライングで、ペナルティ(再スタート時、船から離れて、スタート合図があるまで、エンジンを掛ける事が出来ない)を受けました。えぇ〜 トップ争いが・・・ と、思ったのもつかの間。数周目にはなんと、2位まで浮上! 最終的にはトップチェッカーを受けました。ニッシーがチョット目を離した隙に・・・ 神業とも言える、今回のレース展開。次回、蒲郡で、インタビューしてみますので、お楽しみに・・・ ヒート1で、1位だった#7野田龍造選手はスタートで飛び出したものの、マシントラブルで戦線離脱。変わって、#8野田龍三選手(West
Palm Racing)が2位。3位には#11栗原広選手(DO
SPEED FACTORY RACING)。
トータルでは優勝#1砂盃選手。2位#7野田龍造選手。3位#8野田龍三選手となりました。

《プロウィメン800LTD》
ヒート1。前回まで2戦連続優勝の#3重永選手(KAZE グリーンクラブ)がまたもや、ホールショットかと思いきや、来ました! #2尾澤選手(Team KAZE
SPEED MAGIC)がトップに出ると、#4倉橋選手(TEAM
KAZE HOTLIP’S)が続きます。そして、#3重永選手、#6永田選手(KAZE グリーンクラブ)が続き、順位に変動無く、そのままチェッカー。ここに来て尾澤選手の巻き返しが! と思われた直後、なんと尾澤選手のミスコースが判明。結局は、ペナルティを受け、最下位となってしまいました。
ヒート2。ヒート1の雪辱を胸に、飛び出したのは#2尾澤選手。終始安定した走りで、2位以下を大きく引き離し、トップでチェッカーを受けました。2位には#4倉橋選手。3位には#6永田選手。#3重永選手は途中のミスが響き、7位。
トータルでは#4倉橋選手が、今期うれしい初優勝。2位#6永田選手。3位#3重永選手となりました。

《プロスキー800SLTD》
ヒート1。最初に飛び出したのは、唯一YAMAHAマシンを操る、#5山本陽平選手(RACING
CLUB SANWA)。続いて、今期絶好調の#15日高選手(FIELD)。そして、#3竹野下選手(フォートマイヤース ファクトリーレーシング)。序盤、#3竹野下選手がトップに立つと、その勢いは誰にも止められません。そのままチェッカーを受けました。その後#15日高選手が続き、いつの間にか、順位を上げてきていた#1片山選手(ZERO)が3位でチェッカー。#5山本選手はレギュレーションにミスがあり、#2桜井選手(DO SPEED
FACTORY RACING)はまたもや、マシントラブル。二人とも残念な結果に終わっていました。
ヒート2。やはり、#3竹野下選手が飛び出ると、周りを一切寄せ付けず、完全優勝。「波がもう少しあれば・・・」と、ベテラン上位陣を抑えて、#6倉橋選手(TEAM
KAZE HOTLIP’S)が、終始安定した走りで2位。3位には#2桜井選手が、4位には#1片山選手が入りました。
トータルでは、優勝#3竹野下選手。2位#6倉橋選手。3位#1片山選手となりました。今後の首位攻防戦、ますます楽しみです!

|