みなさん、こんにちは。5月28日(土)〜29日(日)に行われた、レースレポートをお伝えします。
今大会はJJSF全日本選手権シリーズ第1戦和歌山大会です。和歌山県片男波海岸で行われました。
ここ片男波海岸は、和歌山でも有数の海水浴場だそうで、普段はJETも乗れるようですね。この近くにお住まいで、『JETに乗りたい!』 って方、足を運んでみてください。もちろん地元のルールやマナーを守ってくださいね。駐車場入り口にはショップもありました。また、駐車場奥の方では、潮干狩りが出来るらしく、天気が良く、暑かったこの2日間は一般の方も大勢、この海岸に足を運んでいました。昨年から、ここで大会が行われるようになりましたが、片男波海岸の水はとてもきれいです。白い砂浜に青い海。こんなきれいな海で大会が出来るなんて、ライダーやサポートとしては、とてもうれしいですね。横長のこの海岸、目の前にはテトラポットの堤防があり、若干狭いような印象を受けますが、選手会の協力により、コースレイアウトも工夫されていました。また、ここは午後になると風が強く吹き、かなりラフなコンディションになるのですが、今大会中は、風も弱く、比較的平水でのレースでしたね。
さて、いよいよシーズンも本格的に幕開けとなったわけですが、どの選手も気合十分! 準備万端! って感じでした。そんな中でも、今回は今年プロクラスに昇格したライダーの様子を中心に、写真つきでご紹介していきたいと思います。
まずはクラス別レースレポート!
《プロナンナバウト1200SLTD》
今回、スタートで飛び出したのは、1,2ヒートとも、#6長島選手(DO SPEED FACTORY RACING)。ベテランの意地を見せ、終始安定した走りで、完全優勝! 今期1勝目をゲットしました。昨年はマシントラブルに泣いたレースもあったようですが、今年は速さだけでなく、耐久性も重視したマシン設定になっているとか・・・ あの長いストレートコースを15周走るわけですから、一瞬の速さだけでは、上位に食い込めないのですね。
それを追うように前回のオープン戦で優勝した、2年連続チャンピオンの#1砂盃選手(HTN)が続きます。ニッシーの印象的にはマシンの速さは少しかけるものの、そこはやはり、全日本チャンピオン。上手い走りで、上位に食い込み、しっかり2位をキープしたようです。
トータル3位には#8野田龍三選手(West Palm Racing)が入りました。
プロクラスは1・2ヒートのトータル順位で、争われるため、安定した順位が必要になってきます。#4藤江選手(R Pleasure)、#5中野選手(GROUND WORK)、#9井上選手(VANQUISH)も、それぞれのヒートで上位に顔を見せましたが、表彰台には届かなかったようですね。
《プロウィメン800LTD》
オープン戦に引き続き、スタートから飛び出したのは、グリーンクラブの、#3重永選手(KAZE グリーンクラブ)と、#6永田選手(KAZE グリーンクラブ)。
重永選手は、終始安定した走りで完全優勝! 今期2勝目を挙げました。
トータル3位には#2尾澤選手(Team KAZE SPEED MAGIC)が入賞。後方からの追い上げは、さすがはベテランの上手さを感じました。
気がつけば、プロウィメンの表彰台の顔ぶれは、3人一緒でした。このまま、3人に引き離されないよう、私も含め頑張りましょう!
《プロスキー800SLTD》
このクラスは、今回も見ていて、非常に楽しく、盛り上がるレース展開でしたね。本人も話していた様に、マシンの仕上がりがよく、スタートで飛び出してきたのは#15日高選手(FIERD)。そして、#11金子選手(USKN−RACING,RESUCO)。二人は、今年、昇格してきたライダーです。
前大会で、『昇格してきたライダーも様子がわからないので、要注意』と、竹野下選手が語っていたように、注目選手の一人ですね。
しかし、そこはベテラン勢はさすがです。ヒート1では、#3竹野下選手(フォートマイヤース ファクトリーレーシング)がアグレッシブなライディングで、トップに立つと、その勢いは他艇を寄せ付けない・・・ 後方から追い上げてきた#1片山選手(ZERO)は落ち着いた走りで、竹野下選手を追います。
このまま、ゴールするかと思っていましたが、レースは最後まで、何があるかわかりません。周回遅れの絡む中、竹野下選手の一瞬のミスを突いて、片山選手がトップでチェッカーを受けました。この二人の駆け引きはとても面白い。
ヒート2では中盤片山選手がトップに立ち、それを追う竹野下選手。ギャラリーは二人のレース展開に釘付けでした。最終的には、竹野下選手が片山選手を交わし、トップでチェッカーを受け、今期初優勝をゲットしました。2位は片山選手。3位は日高選手が入賞しました。
#2桜井選手(DO SPEED FACTORY RACING)は2ヒートともマシントラブルで、残念な結果に終わりましたが、第2戦では、期待しています!
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