ルールとマナーを守り PWCを楽しもう!!

ゲレンデを守るのはあなたです。

PWCを楽しむ際にはいくつか守るべきルールとマナーがあり、そのすべてではないですが一部をこのページで紹介します。

ゲレンデ周辺地域に住む人々、他のマリンスポーツを楽しむ人たちに迷惑をかけない

ということを心がけていれば多くの問題は解決できます。

貴重なゲレンデを守るためにも・・・・

  

ゲレンデ固有のローカルルール遵守する

ゲレンデにはそれぞれの場所ごとに固有のローカルルールがあり、
その内容はPWCが走行できる範囲であったり時間、禁止事項の設定など多岐にわたる。
このローカルルールは多くの場合、看板というカタチでゲレンデに設置されているのでPWCに乗る前に必ずその内容を確認しよう。
また、例えこのような看板がなくとも、場所ごとのルールは必ず存在すると考え、もし近くにPWCを楽しんでいる人がいたら声をかけて聞いてみるという勇気も必要だ。

 

無免許・免許不携帯でPWCを操船しない

平成15年の6月に免許制度が改正となり、それに併せて免許所有者と同乗した無免許者の操船が禁止となった。
習慣でついつい、ということが無いように、これまで免許所有者と同乗して楽しんでいた人も、この機会に免許を取得してはいかがだろか。
ただし、免許区分も改正となり、新たにボートの免許を取得してPWCの操船はできないので注意。
PWCを操船するためには「特殊小型船舶操縦士免許」という専用免許が必要となるのでお間違えなく。

騒音を増すような違法な改造はやめよう

ゲレンデにたとえ一艇でも騒音を巻き散らして走っている人がいると、PWC全体が同じく"うるさい"という印象をもたれてしまう。
そのような人は自分の満足のために周囲の人に迷惑をかけ、ひいてはゲレンデ閉鎖のきっかけになるなど自分自身の首をも絞めていることを認識しよう。
それに、いまのPWCは改造などしなくても充分に走りを楽しめる性能をもっている。
騒音を増すような違法改造などはすでに昔のものであり、不必要なものなのだ。

 

ゴミは必ず持ち帰りゲレンデをきれいに保つ

ゴミは必ず持ち帰る。この当たり前のことが、以外と守られていないのが現実だ。
ひとつのゴミが捨てられるとゴミがゴミを呼び、その周囲はあっという間にゴミの山になてしまう。
であるから、PWCで楽しんだ後は自分たちの出したゴミを必ず家まで持ち帰るということはもちろんたった1個でもいいから捨てられていたゴミを持ち帰る気持ちを持ちたい。
そうすればいつか必ずゲレンデはキレイになり、誰もが気持ちよくPWCを楽しめるはずだ。

自分の命を守るためライフベストは必ず着用する

充分にご存知だとは思うが、ライフベストとは自分の命を守るためのもの。陸上と違い、水上ではちょっとしたアクシデントがそのまま生命の危機につながる場合が多い。
例え水際が穏やかで、陽射しが厳しくて暑くとも、ライフベストは必ず着用すること。
またライフベストを選ぶ際は形状や形といったファッション性だけでなく、しっかりと身体にフィットするものを選ぶことが大切。小さな子供には専用タイプがあるので水辺では常に着用させよう。

 

住宅地や早朝の走行には充分に注意しよう

PWCの走行可能時間は日の出から日没までと決められているが、早朝は充分に注意を払い、付近に住宅がある場合などは乗らないようにするという配慮は絶対に必要。
またゲレンデのそばに住宅が立ち並んでいるような場所では、例えそこが認められたゲレンデであっても音の問題を考え、普段以上に多きな音を出さないように心がけたり、乗るのをあきらめる勇気が必要。
ゲレンデ周辺に住む方々の生活環境を守るのも、PWCユーザーの責任だ。

車やトレーラーなど違法駐車はしない

ゲレンデにでかける際、PWCユーザーのほとんどがクルマを使うはずであり、それ以外にもトレーラーを牽引している場合もある。
このクルマとトレーラーは道路に駐車したりせず、決められた場所に停めること。
道路に駐車すると、渋滞や事故の発生原因となり、地域住民の方々に大きな迷惑がかかるからだ。
また大勢でゲレンデに行く際は、何人かで乗り合わせてクルマの台数を減らすという配慮も必要。
そうすれば、より多くの人が駐車場を利用できるからだ。

お酒を飲んで操船しない

酒酔い等操縦の禁止

お酒を飲めば、当然の事ながら誰もが酔う。
そして自覚症状のあるなしに関わらず、思考力と判断力が確実に低下し、普段ならまったく問題のない様な場面で思わぬケガや事故を招いたりする。
PWCもクルマやオートバイと同様にエンジンの付いたノリモノであり、充分に凶器にもなりうる。
そのことを良く理解し、お酒を飲んだら絶対に操船しない。

他のマリンレジャーを楽しむ人を尊重しよう

PWCを楽しむことができるゲレンデは、そのまま様々なマリンレジャーを楽しむことができる場所でもあり、夏ともなれば、多くの人々が一か所に集中してしまう。
この様な場面では、他のマリンレジャーを楽しむ人に対し垣根をつくって拒絶するのではなく、譲り合い、相手を尊重する気持ちで接することが大切だ。
そうすれば無用なトラブルの発生を未然に防ぐことができるし、
なによりもお互いに気持ちよく一日を楽しめるはずだから。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ホットウォーターマガジン誌より掲載」

 

 


 

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